道化の瞳、小西サンonlyの感想に入ります。
まずは里見先生について…
またくどくなってしまいました。
前回の感想では、
ちょっと気弱で優しくて、医師の使命を真面目に考えていて、ちょっと熱血漢なトコがある理想を求めるタイプかな?
健一と接する時の態度は里見医師の本質だと思う。けど、高額の負債を抱え込んだ病院の次期院長としては、悠長な事を言ってらんない…立場ですね。
って、書きました。その辺をもちょっと詳しく書いてみます。
「ここが僕の家・僕の街」
後ろに医師と看護師を従えて登場。
“いいかよく聞け、大事な命預かる医者の本分を忘れないように…”
と彼の求めるものがココの歌詞だけでも分かりますね。
で、次期院長としての威厳をまとっての登場だったのですが…
いきなり五十嵐副院長にお叱りを受ける破目に…
「里見先生」って呼ばれただけで、ちょっと目が泳いで…
でかい里見が小さい五十嵐に叱られている姿は、萌えですな。(こういうトコが、小西サンの持ち味がばっちり出てていいなー。カッコ良くて切れそうなのに、どこかちょっとかわいらしいトコが滲み出る…)
しかも、その内容は収支報告なんですね。治療の上での指導かと思いきや…収支報告?しかも言い訳が「忘れてしまって…」って!
“こんな曖昧な収支報告…”って歌う保坂さん。なんだかこれを歌うのって、ちょっと哀しくないですか?
しかも人目関係なく、皆の前で叱られちゃって…ちょっぴり可哀そうだわ里見先生。皆の眼を気にしながらやり直すと返答してたトコも萌え。
「ここが我々のー、病院と言う名の戦いの場所」とステップを踏みながらのコーラス。かっこ良い且つ華々しいオープニングです事。
台詞臭い歌詞にちょっと戸惑いながらも、こういうミュージカルねっ!と期待に胸高まりました。
で、安藤が五十嵐から注意受けてるを通りかかる里見…ちょっとだけ「うっ」って顔しながらもさりげない装いで去ろうとするが、結局五十嵐に呼び止められちゃって…ちょっと怯えた顔する里見が萌え。。
「行け、行け行けナチュラルキラー」「ナチュラルキラーマン~」って歌ってたら、チビラが「何それ?」と寄ってきた。何って言われても…
で、健一が倒れたトコへ入ってくる里見と五十嵐…の視線が最高にイタイ!ですねっ!
厳しく健一に注意する五十嵐。里見は医師へは厳しく注意するものの健一には優しい態度で接する。「楽しいとついつい…な」って理解を示して、且つ五十嵐に注意された後には「気を付けるんだぞ」と優しく頭をなぜる。五十嵐の眼を盗んでピース(だっけ?)もしてるし…うーん、基本は子供好きなのね。(どっかの誰かさんみたい…)子供には、子供好きな人がちゃんと分かるからねー。こんなトコからも、次期院長として威厳を保つ様に頑張ってるけど、本来は気さくな子供好きな人なんだろうね、思わせてくれます。
この後、五十嵐が安藤を責めてた時も、安藤の行為に理解示すような言動でしたしネ。んでもって、五十嵐にコテンパンにやられちゃってますが…
あ、そうそう、ちょっとした一言がかわいいんだよね小西サン。例えば、安藤が“健ちゃんと遊んでました…”って告げた時に「遊んでた?」って言う里見の一言がかわいくて仕方ありません!
さてドクターカンファレンス。
正論を吐いてるトコから、理想主義っぽいなー。
でも、経営の事も考えなくちゃならなくて、その辺のギャップを上手く処理し切れなくて、一見何かを企んでいるかのように見えてしまうけど…
単に不器用なだけの人かなー。それに経験不足なんでしょうね。
自分の理想の医師としての在り様と、経営者としての立場…どちらも真面目に取り組んでて、折り合いを付け様としてるのが分かります。
で、里見と五十嵐が「再移植」を提案する。激しい病状であるからこそ、徹底的に叩かなくてはならないと…
安藤と鈴木が患者の体には無理が掛かり過ぎる事を述べる。
まだ患者は若いのだから、体力はあるでしょうと里見。
安藤らが母親と二人の時間を大切にすることも考えないと…
と、言う感じで意見が戦わされるのですが…
なんだかちょっと違う気がして、いつも???ってなってしまうのでした。
最終選択は母親にゆだねる…と言いながら、安藤と鈴木をチームから外す五十嵐。ココも???って気がします。母親が方針を決定したからじゃダメなの?
ま、それはともかく…
里見先生のこういうトコ好きコーナー
安藤が弱い抗がん剤で云々って自分の治療方針を述べる時、何を甘い!…感じで、「ちっ!」って顔を背けるトコ。
「強い気持ちを持たねば、戦う患者に失礼でしょう?」
「命を救うのが我々医者の使命~」
って辺りが熱血ぽくていいなー。
歌詞は全然思い出せないけど、早口でまくしたてるように歌うトコ…カッコよいよねー。迫力もあるし…なんだか見てるこっちも息継ぎできない気がします。はぁ、苦しい。。
原田くんの「患者はまだ子供です~」ってメロディがすんごく印象的で、すぐこれを口ずさんでしまうわー。また原田くんの声も印象的なんだよねー。
「何が欲しいんです、金ですか?名誉ですか?」と辛辣に聞く鈴木に対して…
激昂せずに、開き直った様に「できれば両方…」ってトコもカッコいい~
ここがね…開き直ったようにってのがツボです。
鈴木に対して、こいつは何を今更…とか…
こいつは気楽なもんだな…とか思ってんじゃなかろうか。
里見はこのカンファの中で、何度か“この病院の評判のために…”と自ら言っており…
だからと言って評判のためだけに行うのではないのだと…とも言ってます。
「患者のために」と言うのを追及していくとそれは「病院のために」なる、またその逆も然り…
きっと、彼が院長代行を務めるようになってから、繰り返し考えている事なんでしょうね。
そこに安藤の「あなたのお父様は違った」という言葉には激昂!「だから多額の負債を抱える事になったんだ!」
迫力あります。さすがです。
ココは、この前観に行った時は、テーブルをガツンと叩いてました。迫力倍増。
今自分達がこんなに苦労してるのは、父親のせいだ…と言う思いが強いのでしょうね。だからこそ安藤が言った一言には思わずかっとなってしまったんでしょうね。
で安藤を担当から外す…と言う五十嵐。
え…?って感じできょどる里見…この後の落ち着きの無さが最高です。手を所在なしかもさげに動かしていたり…
五十嵐を見る目がね…ちょっとかわいい。
うん、こういう細かで、かつ自然な小西サンの演技が好きです。
母親への説明
里見先生の説明は◎でしたね。
礼儀正しく、分かりやすく、お母さんの気持ちを考えてお話してます。目が見えない母親への説明ですから、通常のように書面を見せての説明ができませんので、3つの選択肢を整理して分かりやすく説明されてました。
中々しっかりしたお医者さんの様です。
しかし、再移植を行った際の助かる見込みは10%…かなりキツイ数字です。全力で支える…とは言うものも信頼関係が不十分な中で、決めるのはお母さんです…という言葉で締めくくるのはある意味残酷ですね。(でも、その言葉がまた優しいんだ。)
残酷と言うなら五十嵐の費用の提言。さすがにそれには里見もここで話すべきでないと諭し、母へ心配しないように話す。
つ、辛い…辛い場面です。ホント里見がその一言を言ってくれてホッとしました。
五十嵐は移植を受けさせたいんだか、受けさせたくないんだか…?
ココで言わなくても…と思う事まで言ってしまうのが五十嵐なのかな?五十嵐は本当に費用面を考慮する事が必要だと思って話したのかもしれない。五十嵐もまた不器用な所がある人なんでしょうね。
で、この後の里見の態度もまた注目。
帰る際の明子の演技が…
強い態度には出ないけど、五十嵐の差し出す手を拒否する所…ハッとします。
部屋を出る前にもう一度頭を下げる姿にも、明子の人柄が出てますね。この姿にうるっとしちゃいます。
はー、疲れた。次はハリーの事も書きたい。
こんなんで、ハリーの事…ちゃんと書けるのかしら?
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